プラント設備、高速道路の電気設備工事は東大阪の株式会社ミトテックへ

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　今回工事を行ったのは、大阪市此花区にある桜島抽水所です。
施工内容は抽水所の高圧受変電設備および自家発電設備の更新です。
建物内にある受変電設備に関する盤や自家用発電機を中心に、それらの運転を補う関連機器を含めて更新を行うことになっていました。
高圧受変電設備も重要ですが、自家発電設備についても、停電などの非常時に電気を供給する重要な設備です。

　今回の抽水所は敷地が狭く、工事のために使えるスペースがほとんどありませんでした。そのため、いくつもの工種があるのですがそれらを同時進行で行うことができません。そこで、各工事の干渉がなるべく起こらないように、工事の順番を考えながら工程を組むことにもっとも気をつかいました。一度考えた工程も、打ち合わせを重ねながら何度も再検討が必要になりました。
設備の更新のために必要な仮設の受変電設備や仮設発電機についても、敷地内には簡単に配置することができず、お客様とも打ち合わせを重ねながらなんとか設置場所を確保しました。
ただ、どうしても機器の搬入などの時は場内だけでは対応できず、敷地外の歩道許可申請を出して工事を進めました。

　また、今回の工事で最も苦労した点は、電気・機械工事に加えて普段たずさわることがない建築工事が含まれていたことでした。
具体的には、地下燃料タンクの基礎の杭打ち（深さ30m！）と基礎の築造、屋外に設置する消音器を覆う高さ5mもの壁の撤去や築造など、経験したことがない工事ばかりでとても戸惑いました。
なかなか思うように工事が進まず、途中で手戻りになるようなことも何度かありましたが、お客様や関係機関、施工をお願いする業者の皆さんと何度も打合せを重ねながら一つずつ問題を解決していきました。

　工事場所の周辺の会社様やお客様をはじめ、協力会社の皆様のご協力により無事竣工することができました。

（責任者：K.N）