平成29年度 大阪市建設局 津守下水処理場 プラント設備工場施設 年度 工事件名 請負形態 平成29年度 津守下水処理場3系水処理高圧受変電設備工事 1次下請け コメント 大阪市内には、12の下水処理場があります。中でも処理水量が多い津守下水処理場での電気設備工事を担当しました。 処理場内の水処理はいくつかの系統に分かれていますが、今回はそのうち3系水処理設備に関わる電気室の受変電設備を更新するという内容でした。 具体的には、3系電気室内にある古い盤を新しい盤に設備を運用したまま順次入れ替えていきました。 設置されている盤に対して電気室が比較的小さく、また水処理設備を半日以上停止させられないという大きな制約がありました。 そのため、仮設の高圧盤を屋外に設置して電気室内の機能を一部移し替え、古い盤の一部を撤去しては、空いたスペースに新しい盤を設置するという方法を採用しました。 工事完了まで、都合4回の大きな切替えを実施することになりました。 切替に際しては、3,000V系、400V系、200V系、100V系と様々な系統が混在しており、電圧を間違えないよう細心の注意をはらいました。 工事中は、切替の準備に多くの時間を費やしましたが、本番では作業手順書の再確認、合図の徹底が重要であることを改めて認識しました。 お客様、作業所長様、ならびに協力会社様のご協力により、2018年3月に無事竣工することができました。 (責任者:A.K) « 平成28年度 大阪市建設局 舞洲スラッジセンター一覧へ 平成29年度 大阪市建設局 海老江下水処理場ほか11か所 »
コメント
大阪市内には、12の下水処理場があります。中でも処理水量が多い津守下水処理場での電気設備工事を担当しました。
処理場内の水処理はいくつかの系統に分かれていますが、今回はそのうち3系水処理設備に関わる電気室の受変電設備を更新するという内容でした。
具体的には、3系電気室内にある古い盤を新しい盤に設備を運用したまま順次入れ替えていきました。
設置されている盤に対して電気室が比較的小さく、また水処理設備を半日以上停止させられないという大きな制約がありました。
そのため、仮設の高圧盤を屋外に設置して電気室内の機能を一部移し替え、古い盤の一部を撤去しては、空いたスペースに新しい盤を設置するという方法を採用しました。
工事完了まで、都合4回の大きな切替えを実施することになりました。
切替に際しては、3,000V系、400V系、200V系、100V系と様々な系統が混在しており、電圧を間違えないよう細心の注意をはらいました。
工事中は、切替の準備に多くの時間を費やしましたが、本番では作業手順書の再確認、合図の徹底が重要であることを改めて認識しました。
お客様、作業所長様、ならびに協力会社様のご協力により、2018年3月に無事竣工することができました。
(責任者:A.K)