入社年 : 1994年 所属部署 : 工事部
私は中途入社で、以前は電気工事とはまったく関係のない職業に半年ほど就いていました。
その後、縁があって当社に就職することとなりました。
入社当時は、当然電気の知識がまったくない状態でしたので、仕事を続けていけるのだろうかと不安でいっぱいでした。
しかし、先輩方と一緒に現場に入り、電気工事を学んでいくうちに、少しずつこの仕事が楽しく感じられるようになりました。
そんな私も入社してから22年が経ちました。一口に電気工事といっても幅広く、現場ごとに異なる状況のため、まだまだ勉強不足であることを痛感させられることがあります。
一例として、私は昨年、愛媛県のある下水処理場の工事を元請けとして受注し、現場代理人をすることになりました。
これまでは下請けとして現場の責任者を務めることが多かったのですが、最近は、元請けとして工事を受注し、現場に出る機会が増えてきました。
慣れた下水処理場の工事とはいえ、下請けの責任者を務めることと、元請けの現場代理人として現場を預かることの間には大きな違いがありました。
私は現場代理人の経験が少なかったため、客先との行き違いなどもあり、見当違いな受け答えで失敗することがありました。
いろいろな業種の方々や客先と関わりながら、現場状況を考えながら図面を作成し、施工することがこの仕事の醍醐味だと思います。
実際に、工事が無事に終わった後の達成感は、その現場にたずさわった人にしか味わえず、この会社でしか経験できないことだと感じています。
これからも、まだまだ新しい現場があり、出会ったことのない人々と新しい経験ができるはずです。
この奥深さの分だけ、今でもこの仕事にはやりがいを感じます。
新しいことに挑戦する意欲をもって、これからも日々の仕事に取り組んでいきたいと思っています。